冷え症の原因
一般的に冷え症とは、手足の末端まで温まらず、指先、つま先が氷のように冷たい状態を言います。
手足の血流が悪く、末端まで行き渡らない為だと考えられます。
西洋医学では、手足が冷たく、腹痛や下痢、生理通、低血圧などの症状があっても、「冷え症」という病気だとは診断されません。
多くの場合は自律神経失調として、精神安定剤を処方されたり、痛みや下痢などの症状を緩和する治療や投薬がされます。
つまり冷え症の根本を直すのではなく、症状を止めることを目指すのです。
冷え症になる原因として、以下があります。
(1)自律神経失調
血管の拡張や収縮をつかさどる交感神経、副交感神経の調整が上手くできなくなって、手足の先の血行が悪くなり、冷え性になるというのです。
本来身体を温めるために血管を拡張するところで、逆に細くしてしまうので血が流れないのです。
(2)低血圧
低血圧の人は心臓が血液を送り出すポンプの力が弱いために、手足の先まで血液が十分に届かないことが冷え性につながると考えられます。
(3)貧血
細胞の熱源になる栄養素を運ぶ血液が少なくなるため、冷え性になってしまう場合です。
血液中のヘモグロビンやいろいろな栄養素が足りなくなっている場合も考えられます。
当院では、自律神経の乱れの原因である、メンタル面と体の歪みの両面からアプローチすることで、改善方向に調整を行います。
その改善の結果、血流が良くなり、真冬でも裸足で過ごせる方が続出している状態です。