病院で検査を受けても異常がなく、原因不明の微熱が続くというのも自律神経失調症の症状であることが多いようです。
女性の場合は、排卵日から月経までの約2週間や妊娠中は、基礎体温が高くなります。
そういった期間ではないのに、1ヶ月以上も37度前後の微熱が続く、また体がだるく感じても検査で異常がない場合は、自律神経失調症の症状かもしれません。
ただ、女性の場合は、それ以外にも更年期障害が原因で微熱が続くこともあります。
微熱が続く以外にも、ホットフラッシュ、冷え、発汗なども更年期障害の症状ですが、これも、閉経によるホルモンバランスの乱れだけが原因、ということではなく、自律神経の乱れも微熱が続くといった不調の原因の1つとなっています。
ただし、人間は37度前後が本来あるべき平熱。
特に60歳代や70歳代の方などは、意外と平熱が37度という方も多いのです。
「37度あることが異常」ということではなく、今までは平熱が低かったのに、ここ最近微熱が続くようになった、例えば今までの平熱より1度程度高い微熱が続くようになったというのなら、自律神経失調症からくる症状かもしれません。
微熱が続く以外にも不調がありませんか?
微熱が続くだけでなく、他の症状が同時にあらわれるのも自律神経失調症の特徴。
偏頭痛、めまい、ふらつき、耳鳴り、疲れやすい、便秘がち、など、いくつかの症状があらわれる傾向があります。
微熱が続く主な原因とは?
更年期障害でも微熱が続くことがありますが、自律神経の乱れからくる「微熱が続く」不調の原因は、精神的・肉体的ストレス。
仕事と家庭のストレス、子供の学校の人間関係、姑、子供の自立、閉経など、女性ならではのストレスも多く、その影響で 交感神経 ばかりがはたらいてしまい、体の修復モードである副交感神経がはたらけず、微熱が続くなどの不調があらわれます。
当然男性にも上記の事は当てはまります。当院では、自律神経を心と体の両面から調整し、リラックスしやすいからだ作りのサポートをさせて頂きます。