簡単な人間関係ストレス改善法
人間関係ストレスへの対策
今年も長く厳しい残暑が続きましたが、ようやく涼しさを感じる季節がやってきましたね。
しかし、この時期は急激な気温の変化や気圧の変動が自律神経に大きな負担をかける時期でもあります。
特に、気温の上下が私たちの体にストレスを与えるだけでなく、日々の人間関係にも影響を及ぼすことがあります。
人間関係のストレスと無力感の関係
新しい環境や職場、学校での新しい人間関係は、最初こそ大きな緊張感を伴います。
しかし、数ヶ月が経ち、慣れが出てきた頃には逆にその緊張感が緩み、人間関係のストレスが徐々に表面化してきます。
このストレスは、接触が多い人ほど強く感じることがあり、意外ですが特に親しい関係が逆にストレスの原因となることもあります。
また、こうしたストレスが長引くことで「無力感」を感じることがあります。
無力感とは、何をしても解決できない、状況が変わらないという感覚であり、これが続くと引きこもりや社会的孤立に繋がる危険性があります。
実際、40歳から64歳の引きこもりは、内閣府の調査で61万人にも達していることが報告されています。

学習性無力感のメカニズム
「学習性無力感」は、私たちが困難な状況に直面した際に、どんなに努力しても状況が改善されないと感じることで生じる心理状態です。
この無力感が強まると、人は次第に行動を起こさなくなり、状況を変えるためのエネルギーを失ってしまいます。
例えば、職場において新しい技術や知識が次々と出てくる中で、自分が取り残されていると感じることも無力感の一因です。
特に、40代以降の世代においては、仕事の負担が増える一方で評価や給与が頭打ちになり、努力が報われないと感じることも多いのです。
挨拶とオキシトシンの効果
こうした無力感やストレスに対抗するためには、日常的なコミュニケーションが非常に重要です。
中でも「挨拶」は、心の健康に大きな影響を与えることが分かっています。
挨拶を交わすことで分泌される「オキシトシン」は、ストレスを軽減し、心身の回復力を高めるホルモンです。
オキシトシンは、人と触れ合うことで分泌され、安心感や信頼感をもたらします。
そのため、職場や家庭での「おはよう」「ありがとう」といった簡単な挨拶が、実はストレス解消に非常に効果的なのです。
挨拶によって生じるこのポジティブな効果は、心と体の両方に働きかけ、無力感やストレスを和らげる力を持っています。

小さな行動が未来を変える
無力感やストレスに悩んでいる方は、まずは身近な人とのコミュニケーションを見直してみてください。
挨拶をきっかけに、少しずつ心のつながりを感じられるようになることで、ストレスに対する対処力が向上します。
自分自身の心と体を守るために、まずは一歩を踏み出してみましょうね。
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大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長 上西 誠