ストレスの種類と克服方法の紹介

ストレスの種類と克服方法の紹介

環境の変化や新しいことにチャレンジすることは人間関係にストレスがかかることがあります。
変化する事や新しい事にチャレンジすることは、ストレスになりエネルギーを通常より沢山消費してしまいます。
子供や20~30代の時は新しい流行が好きだったり、いろんなことにチャレンジしてたように思いませんか?

エネルギーとストレス
エネルギー

なぜ、若い頃に色んなことにチャレンジできていたのかというと、子どもや20~30代はエネルギー代謝が大きいので、新しいことに挑戦していてもストレスに感じなかったからです。

元気が出ないときは”エネルギーが不足している”とよく言いますが、エネルギーは細胞でATP(アデノシン3リン酸)を多く作ることによって得られます。

細胞の代謝が活発なので、エネルギーをどんどん作ります。
若い時に食べても太りづらいのは、細胞が食べ物を分解してエネルギー(ATP)を作り出して、消費しているからなのです。

しかし、体を動かしていないと細胞が活性化しません。
体を動かして酸素を多く取り入れ水分をとることで、細胞でATP(アデノシン3リン酸)が作られ、脳にもエネルギーがまわります。

すると、脳が活性化してポジティブになり、新しい事や新しい物に興味が湧いてきて変化にも対応しやすくなります。

体を動かしてストレスに強くなるという事は、この様な事が体の中で起きているからなのです。

ここで、今の皆さんの毎日を振り返ってみてください。
身体を動かすというよりも、スマホやPC、ゲームで指だけしか動かしていませんか?
お仕事でも一日中パソコン作業をしていると夕方から頭の働きが低下してきませんか?

一日中動かずに椅子に座っていると細胞でエネルギーが作られず、脳にエネルギーが不足になります。
すると、ストレス状態になり交感神経が優位に働くため、体が緊張して筋肉が固まります。

特に今の子供は、体を動かさないでスマートフォンなどで時間をつぶしている事が多いように思います。
もしかしたら今後、身体を動かないことでエネルギーが作られず脳が活性化しないお子さんが増えるかもしれません。

そうなると、ストレスに対応できなくなったり、自分で考え行動する力が低下する人も増えることになります。
そうならないように、身体を動かして細胞を活性化させてエネルギーをドンドン作るようにしましょう。

人間関係とストレス
人間関係

次に人間関係ですが、患者さんからよく受ける相談で、”人間関係のストレスを楽にする方法はないですか?”と言われることが良くあります。
ある統計で見ましたが、ストレスの多くは人間関係からくるものだという結果が出たそうです。

特にその中でも家族間のストレスの場合、感情が絡んで複雑になってきます。
患者さんから聞いた話だけではなく、私のプライベートで相談を受けた話の中にもいろいろなことがありました。

家族間で会話が全く無くなった話や、穏やかに話し合いが出来ずに困っている話、それこそここでは書けないような話もあります。
それらの事を、ストレスに感じないようにするのは簡単なことではありません。

家族とのストレス克服法
ストレス克服

基本的に、自分以外は変えることができませんので、その問題となっている方や、その周りを変えることはできません。
そのため、自分が変わる必要があります。

そうはいっても限界がありますよね。
ではどうしたら良いのでしょうか。実は、このことを「文字情報だけのサイトで書くのはいかがなものか」という思いが私の中に少しあります。
細かいニュアンスが伝わりにくいですし、サイト上ですのでフォローもできません。

不快な方がいらっしゃいましたら、すみませんと、ただただ謝るばかりですが、知識として知っておくのはとても重要であるため、サイトでも取り扱おうと思いました。

では、家族などがストレスの原因である場合、どうすれば良いのかをお話ししていきます。まず重要なのは、冷静に事実を知ることです。
ストレスは生命の危機ですので、生物はストレスを感じるものからは遠ざかろうとする反応をします。

逃げることで遠ざかったり、威嚇して相手を遠ざけたりします。
これが生命本来の動きです。
つまり、問題である家族から遠ざからない、あるいは、遠ざけることもしないということは、生命の危機を感じ続けることになります。

おそらく、家族でなければ遠ざかったり遠ざけたりするでしょう。
しかし、「家族」なので生命の危機を感じ続けていても、遠ざかったり遠ざけたりしないというのは、何が起きているのでしょうか?

そこには、何だかんだいっても、家族への愛があるからです。
しかし、愛があるだけに遠ざけたり遠ざかったりすると、罪悪感が生まれてしまいます。

つまり、あなたは「罪悪感を覚えるよりも生命の危機を感じる方がまし」と、無意識に選択していることになるのです。

つまり、他人は変えられないという前提で考えると、家族にストレスの原因となる方がいる場合、
・ストレスから遠ざかる
・罪悪感を覚える
このどちらを選択するかの問題になります。

とても苦しい選択になると思いますが、「家族だからしょうがない」と考える場合と、自分自身にも選択肢があると感じられれば、少しはストレスが少なくなります。

あとは、どちらかを選ぶしかありません。今問題になっている「介護」についても言えるでしょう。
しっかり介護をしたいと思っていても体力的にも精神的にも非常に疲れます。
そのため、色々なサービスを使い、時々介護から遠ざかるということが大切だとも言われています。
もちろん、長時間や長期間遠ざかるのは難しいと思いますが…。

イメージ

「私は罪悪感を覚えるくらいなら問題から遠ざからない」と決断したとしても、遠ざからないことを続けていくならば、ご自身のケアをすることも大切になります。

なにせ「ストレスを背負って生きる」と決断したのですから、その負担はとても大きいものになります。
整体で「体のケア」をするだけでなく、「自分のやりたいことをやる」という「心のケア」もとても必要です。

・観たい映画を観る
・おいしいものを食べる
・行きたいところに行く
・逢いたい人と逢う

これらは、自分自身を愛する行為です。
自分自身の愛が深まれば、家族への愛も深まり、「大切な人だ」と更に思うようになります。

すると、今まで「ストレス度10」と感じていた家族が、「ストレス度5」になることもあります。
ストレスが大きいものほど、
・まずは事実を見つめ
・それを受容し(他人を変えようとしない)
・どうするかの選択をし
・実行することが重要になります。

ストレスは、全てが排除できるとは限りません。
むしろ、排除できないものの方が多いのが現状です。
そんな中で生きていくためには、このような知識も必要となります。
いかがでしたでしょうか。この内容があなたの参考になれば幸いです。

まとめ

このブログでは、ストレスの種類と克服方法について詳しく紹介しました。
自律神経、ストレス、改善といったキーワードを中心に、エネルギーの重要性や人間関係におけるストレス克服法について解説しました。
このサイトで身体の動かし方や家族との関わり方に気を付けられるようになり、その上ストレスに強く、ポジティブに過ごせられることにお役に立てば嬉しいです。

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自律神経の乱れから腰痛、肩こりまで
大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長  上西 誠