季節の変わり目に不調を感じる方へ

自律神経とたんぱく質の深い関係
季節の変わり目になると、「体がだるい」「気分が落ち込む」「眠りが浅い」「肩こりや頭痛が増えた」といった不調を訴える方が増えます。
これは、自律神経の乱れによるもの。
整体院でも、毎年この時期に来院される方が多くなります。

自律神経は、呼吸・血流・消化・体温調整など、私たちの生命活動を支える重要な神経系です。
気温や気圧の急激な変化に対応するには、自律神経がスムーズに働く必要があります。
しかし、ホルモンや神経伝達物質の材料となるのは「アミノ酸」、つまりたんぱく質です。

たんぱく質が不足すると、これらの物質が十分に作られず、自律神経の調整力が低下してしまいます。
実際、季節の変化に弱い人は、慢性的なたんぱく質不足に陥っているケースが多く見られます。

なぜ現代人はたんぱく質が不足しがちなのか?
現代の食生活では、糖質中心の食事が多く、たんぱく質の摂取量が足りていない人が非常に多いです。
特に高齢者や女性、ダイエット中の方は、意識的にたんぱく質を摂らないと不足しやすくなります。
たとえば、肉200gと卵3個で約50gのたんぱく質が摂れますが、これでも必要量には届かない人が多いのです。
体重×1gが最低ライン、慢性症状の改善を目指すなら体重×1.5~2gが理想とされています。

プロテイン活用のすすめ
食事だけで十分な量のたんぱく質を摂るのは難しいため、ホエイプロテインなどのサプリメントを活用するのがおすすめです。
目安は、1日2回、1回あたりたんぱく質20gの摂取。
これは粉末量ではなく、純粋なたんぱく質量です。

ただし、長年たんぱく質不足だった方は、消化吸収力が弱っているため、急に規定量を摂るとお腹を壊すことがあります。
その場合は、少量から始めて徐々に増やすのがポイント。
2〜3か月続けることで、体が慣れて自然に規定量を摂れるようになります。
この「プロテインを規定量摂れるようになった状態」が、実は体質改善のスタートラインなのです。

糖質制限と栄養バランスの重要性
たんぱく質の働きを最大限に引き出すためには、糖質の摂りすぎを控えることも大切です。
糖質過多になると、血糖値の乱高下が自律神経に負担をかけ、たんぱく質の利用効率も下がってしまいます。
また、ビタミンB群やマグネシウム、亜鉛などのミネラルは、たんぱく質の代謝や神経伝達に不可欠な栄養素です。
必要に応じてサプリメントを併用することで、より効果的な体質改善が期待できます。

自律神経を整えるための生活習慣
たんぱく質の摂取に加えて、以下の生活習慣も自律神経の安定に役立ちます。

  • 朝日を浴びる(体内時計のリセット)
  • 軽い運動(ウォーキングやストレッチ)
  • 規則正しい睡眠
  • 深呼吸や瞑想などのリラクゼーション
    これらを意識することで、季節の変化にも強い体づくりが可能になります。

    まとめ
    「なんとなく元気が出ない」「季節の変化に体がついていかない」と感じる方は、まずたんぱく質の摂取量を見直してみましょう。
    整体と栄養の両面から、根本改善を目指すことで、より健やかな日常を取り戻すことができます。

✅ 参考リンク一覧(URL形式)

  1. 前田クリニック|季節の変わり目と自律神経
    https://maeda.clinic/blog/seasonal-autonomic-nervous-disorder/
  2. Panasonic UP LIFE|寒暖差疲労と自律神経
    https://panasonic.jp/life/health/160094.html
  3. 日清製粉グループ|季節の変わり目の体調管理
    https://www.nisshin.com/welnavi/magazine/lifestyle/detail_021.html

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自律神経の乱れから腰痛、肩こりまで
大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長  上西 誠

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