運動で自律神経を整え、不安を解消出来る理由
自律神経と不安

アクティブなライフスタイルを持つ人々は、一般的に明るく前向きで、不安を感じにくい傾向があります。
なぜなら、運動が自律神経を整え、不安を解消するのに効果的だからです。
実際、専門家たちは自律神経失調症やうつ症状の人々に対して、運動を推奨しています。
このページでは、運動が自律神経の調整と不安の緩和にどのように貢献するかについて詳しく説明します。
1.自律神経の調整とは
運動を行うことで、脳が活性化され、自律神経の調整能力が向上します。
これが不安解消の鍵です。
まず、運動が脳に及ぼす影響について詳しく見ていきましょう。
このプロセスは、脳の可塑性と呼ばれる概念と密接に関連しています。

2.脳の可塑性とは
脳の可塑性とは、脳が外部からの刺激に対応して変化し、適応する能力を指します。
このプロセスを通じて、神経細胞間の接続が強化され、脳は柔軟で適応力のある状態になります。
たとえば、人間関係のストレスによって脳が緊張状態にあると、運動という刺激が入ることで、脳はその刺激に対応した神経細胞を活性化します。
これにより、悩みや心配事に関連する神経細胞の活動が低下し、不安やネガティブな思考が和らぐ可能性が高まります。
3.運動はストレスの発散
要するに、運動はストレスを発散する助けになるのです。
ストレスが蓄積されると、自律神経が不安定になり、心身の健康に悪影響を及ぼすことがあります。
しかし、定期的な運動は、このストレスを軽減し、自律神経の調整をサポートします。

4.運動が認知機能を向上させる
神経細胞の成長にはBDNF(脳由来神経栄養因子)が重要な役割を果たしています。
BDNFの分泌は年齢とともに減少し、認知症のリスクと関連が指摘されています。
さらに、ストレスが多い場合やうつ状態が続いている場合、BDNFの分泌が減少し、コルチゾール(ストレスホルモン)の増加によって海馬が収縮し、記憶力、思考力、判断力が低下する可能性があります。
しかし、運動を通じてBDNFの分泌を増やすことができます。
運動によって血流が改善され、BDNFがシナプス近くで増加します。
さらに、運動によってIGF-1(インスリン様成長因子)、VEGF(血管内皮成長因子)、FGF-2(線維芽細胞成長因子)などのホルモンも脳に供給され、BDNFと協力して脳の修復と成長を促進します。
アスリート並みのメンタルを持つことは難しいかもしれませんが、運動はストレスへの対処能力を強化します。
以上のことから、ストレッチ、ラジオ体操、ウォーキングなどから始め、体を動かす習慣を取り入れることをお勧めします。

まとめ
運動は不安を解消し、自律神経を整えるための効果的な方法です。
運動を通じて脳が活性化され、ストレスが軽減され、認知機能が向上します。
これにより、ネガティブな思考が軽減され、ポジティブな思考と行動力が促進されるでしょう。
自律神経の調整能力を高め、心身の健康を維持するために、運動を生活の一部に取り入れることを検討してみてください。
不安やストレスに対する効果が期待でき、より健康的な生活を送る手助けになりますよ。
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大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長 上西 誠