HSPでお困りの方への提案
敏感な人のためのストレス対処法:HSPの生活改善術
1. HSPとは?

近年、「HSP」というワードが色々なところで見につくようになってきました。
これはHighly Sensitive Personの略で、感受性が強く、「あるもの」に敏感に反応する傾向がある人々を指します。
この「あるもの」には、大きく分けて二つの要素があります。
1.1 神経的刺激
例えば、音、味、臭い、光などが挙げられます。
カフェでのBGMが気になり、仕事に集中できない、上の階の足音が睡眠に影響を与える、職場の臭いが仕事の妨げになるなど、これらの刺激が通常よりも大きなストレスとなります。
1.2 社会的刺激
感情や人間関係に起因する刺激も重要です。
・会話中に相手の顔色を気にし過ぎて集中できない
・イライラしている人の近くにいると怖くなり何もできなくなる
・他人の一言が気になる
・目を合わせるだけで緊張して会話が難しいなど
上記はほんの数例ですが、これらのような社会的な刺激に敏感に反応してしまいます。
これらの刺激に対する過敏な反応が、HSPの特徴であり、これが続くと不眠、めまい、うつ、パニックなどさまざまな症状が引き起こされることがあります。
2. HSPの対処法

HSPは生まれつきの資質や環境の影響で形成されると言われていますが、どちらの刺激に対しても以下の四つの対処法が重要です。
2.1 刺激から離れる
刺激が活性化させる神経を抑えるためには、まず刺激から遠ざかることが不可欠です。例えば、音に敏感な場合は静かな場所へ移動するか、耳栓やヘッドホンを利用することで刺激を軽減できます。
2.2 体の感覚を感じる
HSPの方は外部の刺激に敏感ですが、内側に注意を向けることで刺激を和らげることができます。
体の温度や感覚に意識を向け、内面に注意を集中させることで外部刺激の影響を軽減できます。
2.3 欲求を満たす
人は欲求を持っています。
これを無視すると神経が不安定になりがちです。
欲求を満たすために、言いたいことややりたいことを無理なく表現し、心の安定を促します。
2.4 深呼吸をする
刺激や緊張により浅くなりがちな呼吸。
これを整えるためには、深呼吸が有効です。
定期的に深呼吸を行うことで、酸素供給が改善され、神経がリラックスします。
3. まとめ

今回は、HSP(Highly Sensitive Person)のストレス対処法についてご紹介しました。敏感な方々が抱えるあがり症や不安障害にも共通する対処法であり、普段から意識して取り入れてみると効果が期待できるでしょう。
気軽に試してみて、自分に合った方法を見つけてみてください。不安な日々から解放され、より充実した生活を送る参考になれば幸いです。
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