不安のメカニズム
自律神経失調と不安のメカニズム
1. 現代社会の不安とは?

現代社会は、戦争、地震、物価上昇など様々な要因からモヤモヤした不安を感じることが増えています。
不安の増大の結果、それがストレスとなり自律神経失調でお困りの方も増えているのが最近の流れです。
しかしこれらのことだけが不安の原因でしょうか?今回は、パニックや不安の原因、そしてその対策について、脳の視点から探ります。
不安の根本:自律神経失調
「不安」は「ストレス」に繋がる自律神経失調の主要な原因です。
この関係を理解することで、自律神経失調を予防する手がかりが見えてくるかもしれません。
扁桃体の暴走と不安

パニックや不安を感じる原因の一つは、脳の感情を制御する扁桃体の暴走です。
扁桃体は恐怖や恐れの感情に強く関連し、その暴走が不安を引き起こします。
この暴走が抑えられると症状は改善しますが、その原因は何なのでしょうか?
扁桃体のブレーキ機構
扁桃体は暴走を防ぐために、大脳新皮質と内臓や筋肉からの指令で制御されています。これらのブレーキが機能しないと、扁桃体の暴走が始まり、症状が悪化します。
ブレーキの仕組みと対策
1. 大脳新皮質によるブレーキ
大脳新皮質は知識や意識的な感覚を担当しています。
この機能が低下すると扁桃体が暴走しやすくなります。
原因や理由を知ることは暴走を防ぐ手段となります。また、五感を活かした心地よい刺激も効果的です。
2. 内臓や筋肉からのブレーキ
内臓や筋肉からの情報も扁桃体にブレーキをかけます。
筋肉をほぐす運動やリラックス法、五感に働きかけることで、扁桃体の緊張感を緩和できます。
扁桃体のブレーキを効果的にかける方法
1. 大脳新皮質の対策
五感を活かして心地よいものを感じる
原因や理由を知り、知識を深める
過度な考え込みを避ける(適度な休息が重要)

2. 内臓や筋肉の対策
筋肉をほぐす運動やストレッチ
ぬるま湯の入浴や足湯、白湯の摂取
腹式呼吸を行う(内臓のマッサージになる)
整体などの施術を受ける
これらの対策を実践することで、扁桃体にブレーキをかける能力が向上し、パニックや不安から解放されることでしょう。
まとめ

現代社会の不安は複雑で、そのメカニズムを理解することで積極的に対策できます。
自律神経失調に悩まないために、日常生活に取り入れられる簡単な対策を少しずつ実践してみましょう。
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自律神経の乱れから腰痛、肩こりまで
大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長 上西 誠