「目標設定」が自律神経を乱れさせてしまう理由
自律神経失調改善のための原則
1. 目標設定に潜むストレス
4月は新たな出会いの時期であるとともに、多くの人々にとって新たな目標を立てる時期だったかもしれません。

しかし目標を設定することが、自律神経の乱れに苦しむ人々にとってはストレス源になることがあります。
自律神経の調整は、私たちの身体と心の健康に不可欠です。
なぜ目標を持つことが、自律神経の乱れを悪化させる可能性があるのでしょうか?
目標を考えることで、脳が疲れ、自律神経のバランスが崩れることがあるからです。
例えば、目標を達成するための戦略や計画を練ることは、脳に多くのエネルギーを消費させる可能性があります。
この過程で、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加し、自律神経の乱れを引き起こす可能性が大きいのです。
また目標を設定すること自体がストレスを引き起こし、体が緊張状態に入ります。
例えば、目標を達成しなければならないというプレッシャーが、心拍数の上昇や血圧の上昇を引き起こすこと原因にもなるのです。
このような身体的なストレス反応は、自律神経の調整をさらに複雑にする事も考えられるでしょう。
更に目標は自己否定につながり、ストレスホルモンの放出を促す場合もあります。
目標達成に失敗した場合、自己評価が低下し、自己否定的な感情が増加することもあるでしょう。
このような負の感情は、ストレスホルモンの放出を増加させ、自律神経の乱れを悪化させてしまうのです。
これらの理由から、「目標設定」は自律神経を乱れさせる可能性があると言えるのです。
2. 心と体のリラックスから
では目標を持つことは悪い事なのでしょうか?
もちろん目標を持つことは自分の可能性を拡げられる切っ掛けにもなる大事なことです。
目標を設定する際に重要なのは、心と体がリラックスした状態であることです。
日々の忙しさやストレスから解放され、心身が安定している状態でなければ、目標設定は健全なものとは言えません。
皆さんは、自分自身に関して十分に頑張っていることでしょう。
仕事や家庭、人間関係など、日常生活でのさまざまなプレッシャーに耐えながら、自己の時間や心身のバランスを取ろうとしているはずです。
しかし、その一方で、目標設定によって追加のストレスを抱えることは避けたいものです。
自律神経の乱れは、ストレスや緊張が原因で生じることがあります。
そのため、心と体がリラックスした状態であることが、自律神経の調整にとって重要です。
リラックスした状態で目標を設定することで、自律神経のバランスを保つことができるでしょう。
3. 過度な努力を手放すことの重要性
重要なのは、「過度な努力を手放すこと」です。
風邪を引いて熱が出たとき、何をしますか?
症状が軽減するのは、あなたの努力のおかげではなく、ゆっくり休むことで自然に回復するのです。
同様に、自律神経の乱れに苦しむ場合も、過度な努力やストレスを手放し、心身をリラックスさせることが重要です。
自分を信じ、ストレスから解放された時間を作りましょう。
そして、自分自身の欲求や目標に向かって、心身ともに準備を整えていきましょう。
目標設定をストレスを増やすものではなく、ストレスを軽減し、自律神経の調整を助ける手段にしましょうね。^^
自律神経でお悩みの方はLINE予約できます。
LINE予約はこちら
https://line.me/R/ti/p/%40iza5781r
併設 あがり症(赤面症)専門の心理療法院
https://osaka-joto-chiro.net/
☆536-0021 大阪市城東区諏訪4-15-16
マルシンビル104
☆ 06-6969-5620
☆ E-Mail: m_ue24@kit.hi-ho.ne.jp
☆ホームページ
https://osaka-jiritusinkei.com
自律神経の乱れから腰痛、肩こりまで
大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長 上西 誠