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連載企画「私の施術家への道」 8
「入門試験だ!」と思いながらも、先生への施術を終えました。
緊張しながら「終わりました」とかすれ声で報告すると、先生から意外な一言が!
「寿司を取るから、食べていきなさい」一瞬、どういう意味か分りませんでした。
合格のお祝いなのか、不合格だが、遠くから来た事への労いの気持ちなのか、まだすぐに結果は出ないのか、どれにも取れそうに思われました。
不安な気持ちでしたが、初対面の先生に合否を確認する度胸は、まだ当時の私にありません。
そのうちに、整体院に出前の寿司が届けられました。
それも特上!!
九州で食べる特上寿司は、大阪よりも新鮮でそれこそ、特上の味でしたよ!
不安な気持ちながらも、寿司を戴いていると、今後の指導方法について、先生が説明を始めてくれました。
後で聞いた事なのですが、九州の先生の所に行き、話しをした段階でほぼ合格だったようです。
先生が教えるポイントとして、「熱意」と「人物」を重要視していたそうで、無駄足になるかもしれないのを承知で、遠くまで来る熱意があるのか、話しをして、信頼できる人物なのかを見たかったそうなのです。
という事で、無事入門できた私は、先生の施術技術と患者さんへの思いをたたき込まれるのでした。
九州と大阪ですから、実際にお会いして教えて頂けるのは、月に数回。
私が九州に行ったり、先生が大阪に来た時にお会いしたりの繰り返しでした。
その他の時には、メールを使った質疑応答。
接骨院での毎日の施術内容を、日報のようにして提出し、それに対するコメントを戴いていました。
また、ビデオでの講習会もありました。
お会いできる日は少なくても、課題を沢山戴いていたので、毎日ひどく忙しかったのを憶えています。
この様にして、施術技術も上達しましたが、もっと為になる事も教えて頂けました。
それは、来院してくれる患者さんへの想いです。
その当時、接骨院で施術していましたが、その接骨院の方針で、15~20分でひとりの施術を終わらせなければなりません。
時間に追われる事により、結果、無意識に患者さんへの対応も施術も雑になっていた時期がありました。
それを見透かされた時に、ひどく叱られたのです。
患者さんがどんな思いで接骨院に来ているのかを、思い知らされ、頭を殴られたような気がした事を憶えています。
当時、施術結果も出始めて、接骨院での自分の位置づけも変わってきていたので、少し天狗になっていたのかもしれません。
それからは、少々のことでは、鼻も伸びなくなりました。
伸びそうになった時は、あの時の事を思いだし、反省するのが癖になりましたよ!(笑)
そうこうしている内に、いつの間にか忙しく、1年が経っていました。
整体の学校では、2年間で卒業ですが、最後の半年は学校指定の整体院で実地研修を行う事になっています。
私にも、その研修を行う時期が来たのです!
今まで、接骨院ではある程度の経験を積み、自信も少しですがありました。
ですが、完全に実費で施術を行う場所での経験はありません。
整体院での経験を積む為に、この実習は大事だと思い、ある整体院を実習先に選びました。
そこでの経験は、驚くものばかりでした!
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